ビジネスの場では、「感情的になったほうが負け」といわれます。
感情的になると、物事の判断力が鈍り、肝心なことが目に入らなくなってしまうからです。
しかしプレゼンの場では、ときにはわざと感情的になってみるのも効果的です。
自分の企画に、「反対のための反対」としか思えないような意見が出てきたとしましょう。
一つ一つ冷静に矛盾点をあげて反論するという手もありますが、それではラチが明かないと思ったら、声を大きくし、大げさな身振り手振りも交えて怒りまくるのです。
ただし長々とやらないのがポイント。
あとから、「ついつい感情的になってしまって......」と、頭をかいてみせることも必要です。
三上靖史(住宅購入支援スタッフ)