自分の気持ちに区切りをつけることも大切である。
一度謝ったからお互いがすっきりするということは少ないかも知れない。
しかし、自分が誠心誠意謝ったのなら、後は気持ちを切り替えて、自分の方から声をかけるようにすることだ。
謝ったあとは言葉も交わさないというのでは、素直に謝った意味がない。
とくに自分が失敗をして叱られたようなときには、自分から積極的に声をかけるようにしたい。
相手に自分から近づけないのは、なにか心残りがあるからではないだろうか。
「あのとき自分は誠心誠意謝った。二度と失敗しないことも誓った」。
そんな風に気持ちの整理ができているときは、あまり後には尾を引かないものだ。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)