執行責任と結果責任とは

責任とは、担当業務を果たすべき義務をいう。

権限の範囲内で仕事の達成状況を管理し、その結果を報告する義務をいう。

〈執行責任と結果責任〉
仕事は、権限と責任と責務で構成されており、その実施は分業と職務分担で行なわれる。

つまり、仕事を指示する人と、仕事を受けた者によって執行される。

ここに、仕事を遂行する上での責任と権限の関係が生まれる。

(1)仕事を受けた者は「執行責任」を負う
(2)仕事を任せた者は「結果責任」を負う

そして、実施層に執行責任が、上向的にトップや管理者層に結果責任が多くかかる。

管理者・監督者は部下に権限を委譲して、仕事をまかせたからといって、その責任を逃れることはできない。

権限は委譲できるが、管理者本来の結果に対しての責任のすべてまで委譲はできない。

部下も「上役のいいつけ通りやったが、うまくいかなかった」と責任放棄はできない。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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このページは、-が2017年3月 7日 14:19に書いたブログ記事です。

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