サクラに似た花を茎先に群がりつけるのでビジョザクラ(美女桜)ともいわれるバーベナは、ブラジル原産で、大正時代に日本にやってきました。
ブラジルとはいえ高地に自生する植物なので、日本の暑い夏や冬の寒さには弱く、枯らしてしまうこともあります。
ヨーロッパで古くから神聖な花とされて宗教儀式などに用いられてきたクマツヅラと同じ仲間です。
バーベナにも、やはり魔女の呪いを封じる力があり、さまざまな病気に効くと信じられていました。
花がとくに小さいのでヒメビジョザクラと呼ばれるバーベナ・テネラもとても可憐です。
三上靖史(住宅購入支援スタッフ)