1970年代以降、3段階モデルは現実と合わないのではないかという批判がされ、新しいモデルが提案された。
それは、書いている人の頭の中では、「構想を立てる」、「文章にする」、「推敲する」という3つの作業を並行して行なっているというモデルだ。
つまり、ひとつ文を書いたら、すぐに書き手はそれを読み直して、気に入らないところがあれば書き直している。
同時にその文に続く文のことも考えているし、そのことによって全体の構成が徐々にできあがっていったり、途中で構成の変更をしたりする。
このように、書いている人は書いている途中で、同時にいろいろな仕事をしているのだ。
これを「プロセスモデル」
と呼ぶ。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)