知的障害児通園施設

知的障害児を日々保護者のもとから通わせて保護するとともに独立自活に必要な知識と技能を与えることを目的としている。

当初は知恵遅れを理由に就学猶予を余儀なくされていた在宅児のために設置されたが、1979(昭和54)年養護学校義務制の実施により、これらの学齢児が就学できるようになったため、対象を幼児と改め、現在では精神発達遅滞児の早期療育を行う専門機関としての役割をになっている。

しかし一般幼稚園、保育所における統合保育の普及とともに対象幼児は減少傾向にある。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)