地方によっても異なりますが、一般的には、赤飯、紅白の餅、紅白の砂糖、かつお節などを親しい人や、近所、出産でお世話になった人へ配ったりしたものでした。
しかし、最近ではそのようなしきたりを行なう人も少なくなり、出産祝いのお返し、世話になつたお礼として贈るというケースが多いようです。
品物は、タオルや石けんなどのセットや調味料セットなど、一般的な祝儀用贈答品です。
金額は、いただいた品物の半返しか、3分の1返しにしてもよいし、全員、同じ品物でもかまいません。
紅白の蝶結びののし紙に「内祝」と表書きをし、子どもの名前をその下に入れます。
内祝いの時期は、出産後、1か月後ぐらいにするのがふつうです。
デパートや宅急便などに配送を依頼したときは、内祝いを送ることと、お礼のことばを、別に知らせるようにしたいものです。
また、近所ならば、赤ちゃんを連れて顔見せがてらに、あいさつにうかがうのもよいでしょう。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)