鏡餅を供える場所は、床の間だけとは限らない

鏡餅飾りや、蓬莱飾りには、古来からいろいろの形がありますが、本式に飾るところはいまではほとんどないようです。

一般には中高にまるめた大小2つの餅を重ね、半紙を四方に垂らして敷いた三方の上にのせ、ゆずり葉または裏削を左右にあしらい、上に榿の実や伊勢えびをのせます。

かち栗、昆布、ごまめなども置きます。

鏡餅は、これを食べて生命力の更新をはかろうとしたために作られたとされています。

一般のお宅では、丸盆に半紙を敷いて鏡餅の上にみかんをのせても、けっこうお正月らしい改まった感じの飾りになるでしょう。

もし床の間がないなら、飾り場所は、玄関のげた箱の上でもタンスの上、テレビの上でもけっこうです。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

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このページは、-が2016年9月20日 15:32に書いたブログ記事です。

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