一夫一婦制

配偶者のある者ものは、重ねて婚姻できません。

これを重婚禁止(民法第七三二条)といっています。

結婚の相手は、その現時点において(過去や将来はいざ知らず)一人でなければならない。

そうでないと重婚になる、ということは、わかりきったことではありますが、制度としてはっきりさせておかないと、混乱が起こるといけないからです。

なぜかといいますと、この一夫一妻制は、理想の結婚の形として、しだいに世界的傾向となっていきつつあり、わが国では明治初年以来重婚は禁止されていますが、まだまだそうでない国も多いからです。

一夫多妻制 - 一人の夫が、同時に多数の婦人を妻に持つ婚姻形態をいいます。

一妻多夫制 - 一婦が同時に多数の男子を夫にもつ婚姻形態で、夫たちが兄弟であることを必要とするものと、そうでないものとがあります。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)