招待客の服装 その2(三上靖史)

若い女性の場合、華やかな装いで披露宴に彩りを添えるのもいいのですが、とかく華美になりがちなものです。

当日の主役は花嫁ですから、花嫁を引き立てるように、多少控え目にします。

女性が洋装で出席する時は、白と黒に気をつけます。

白は花嫁の色といわれ、特に花嫁がウェディング゜ドレスの場合は花嫁とまぎらわしいので、遠慮するのが礼儀とされています。

しかし、デザインや素材など、はっきりウェディング・ドレスと区別できるものであれば、白い服でもかまわないです。

黒は弔事の色とされ、おめでたい結婚の席には着ないのが原則ですが、デザインが喪服のようなものでなく、華やかな感じのものならば、アクセサリーに少し派手な色ものをあしらえば、いいでしょう。

身内の結婚式・披露宴に列席する女性の服装は、ふつう新郎・新婦の服装に準じて正装にします。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)