「うん、どこへ」
と言うのは内「これから」という問いかけに対して「うん」と返事をし、今度は相手に「どこへ」と質問したのである。
もちろん、目上の人には「ええ」とか「はい」とか答えるだろうが、その次に「どこへ」とは言わないだろう。
当然「どちらへ」となる。
しかし、「どちらへ」だけでは、どうも敬語の感じがしないような気がするだろう。
そう思うようになれば、tめたものである。
もちろん「どちらへおいでになるんですか」、あるいは「どちらへいらっしゃるんですか」という形になる。
問題は「おいでになる」を使うか「いらっしゃる」を使うかであるが、その前に、それに続く会話を見てみよう。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)