カトリックでは、讃美歌とは云わずに、聖歌といっています。
讃美歌は、人びとが常に唱和して神様やキリストをたたえるものであるため、歌詞も曲も民衆に覚えやすいような民謡調、あるいは一般の唱歌と同じようにできています。
そのため旧教の聖歌のような荘厳なところはありません。
教会の入口で神父が聖水をまき祈薦したあと、十字架を先頭に棺が入堂、祭壇の前に安置され、人びとも入場します。
の、各国のことばで作られ、世界中のキリスト教徒の唱和するところとなっています。
わが国で歌われる讃美歌は、明治初期に、プロテスタントの教職者が、イギリス、ドイツ、アメリカなどからもたらしたものを翻訳したもので、明治後期、昭和中期の二度にわたり改訂され、統一されたものです。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)