公庫融資の割り増し融資 その1(三上靖史)

割増融資を利用できる人は、上手に利用すると随分得になります。

その内容は次のようなものです
(1)敷地面積(私道部分や道路境界線に含まれる敷地部分を除く)が100平方メートル以上。

(2)耐火構造3階建以上の共同住宅以外の住宅(併用住宅は除く)。

(3)床面積が50平方メートル以上280平方メートル以下「中古住宅物件概要書」の判定欄の全項目が"適"と判定された住宅(概要書は、公庫に登録している建築事務所が、建ぺい率や道路関係、建て方などを調べて作成するもので、売主や仲介業者から受け取るか、本人が直接登録建築事務所に依頼し、作成してもらいます。

用紙は申込書類の中にセットされています)。

(4)建築(表示登録)後、木造・不燃構造は3年以上15年以内、簡易耐火・耐火構造は3年以上20年以内の住宅。

(5)売主が個人の場合は売主が3年以上所有し、2年以内に住んでいた住宅。

売主が業者の場合は、業者がこれらの条件に当てはまる住宅を購入してから1年以内の住宅。

つづく

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)